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漆練りをしました
今日は漆をねりました。
漆は購入してきたそのままでは、ノビが悪く扱いづらいものです。
そのため、漆を台の上でへらを使い練ります。
また、用途によりいろいろと混ぜてさまざまな漆を作り出します。
黒漆、朱漆、絵漆、赤ロイロなど。数えだしたらキリがありません。
配合具合でも変わりますので、そこは職人の勘所のようです。
特に朱の漆は練れば練るほど色艶がよくなるようで、3日間ずっと漆を練られる所もあるようです。
練った後は、漉し紙(薄い和紙のような紙)に素早くくるみ、しぼって、漆の中に含まれていた不純物・ごみ等を取り除きます。
この作業がとても大切で、これをしないと仕上がりに大きくひびいてきます。
漉した後も、しばらく使ってるとまた調子が悪くなってくるので、練り直します。
季節によっても変わりますので、漆はまるで生き物のようですね。
漆を練る作業は、力もいり、ヘラの強く手に当たる部分が痛くなったりと
なかなか根気のいる作業です。
時には力が入りすぎてヘラを折ることもあります。
ヘラで練っているうちに、その感触で漆が馴染んできたとか、まだまだこなれてないかがわかり
漉すタイミングをはかります。
少しの漆を大切に大切に練って漉すと、苦労した分その漆は乱暴には扱えません。
今日練った漆を大事に使おうと思います。
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螺鈿下準備、ジッポーの下地(布着せ、本堅地)をしました。

青貝で螺鈿の下準備をしました。
螺鈿の出来上がりイメージ例(以前に作ったものです)
↓

螺鈿は、簡単に言うと、貝殻の内側のキラキラ光る部分を切り出して(板状)、漆地等にはめ込むものです。
今回は、貝(薄貝)を図案通りに切る作業です。
これがとても難しく、いかに滑らかにきれいに割らずに切り出せるか、うまく切れるよう慎重に息をとめつつ集中して作業しました。
力加減や切るスピードなどがとても微妙です。力を入れすぎると割れてしまい、力が弱すぎると切れません。また、自然のものなので、良いものと悪いものがあります。
切りやすいものとすぐ割れてしまうものとの違いが少しずつ、本当に少しずつですがわかってきたところです。(まだまだ奥深いですが・・・)
薄貝を切った状態です。
↓

はやく、きれいに切れるように努力が必要です。まだまだ修行の道は長いです。
次に、ジッポーの下地(布着せ、本堅地)です。

ジッポーに漆塗りをして蒔絵をしようと考えています。
まずは、耐久性を高めるため布着せ、本堅地を施し丈夫にします。
これをすることで、ふたを開け閉めしたときの衝撃にも強くなり長持ちします。
やはり職人として作ってから後のことも考えないといけないと感じました。
しっかり作って長持ちするものを作りたいです。
次回は、下地を研いで、また2度目の下地をする予定です。
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9月初旬より作成していたフォークとスプーンが完成しました。
以前にブログでご紹介した作業内容は、
1.お箸等の仕入れ(京都のお箸専門店さんに買いに行きました。)
2.お箸に置き目
3.漆を塗って切った貝を1枚ずつ貼り付け
4.しっかり乾かしてから、漆を塗り重ねる
5.研ぐ
6.漆を塗る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その続きで、
7.研ぐ
8.漆を塗る
9.研ぐ
10.胴刷り
11.拭き漆
12.磨き
13.拭き漆
14.磨き
15.拭き漆
16.磨き
をしました。
ゆっくりと手間ひまかけたおかげで失敗せずに思ったものが完成。
やはり拭き漆を何度もしたおかげで、漆と貝の深みのある良いつやが出ました。
うまく出来上がるとうれしいもので、手放したくなくなります。
木のスプーンは、金属製のものと違ってあたりが柔らかいので好きです。
これは行き先が決まっているので、もう1セット作ろうと思います。

この間の日曜日に法事がありました。
いつになくきちんとした服を着て気も引き締まります。
朝早くからお寺さんに行き、シーンと静まり返った中供養をして頂き、
お線香の香りの漂い、自分の心もすっきりまっすぐになったように感じました。
その後恒例のお食事会へ。
大勢の親戚が集まる法事の時は、どこか良いところに食べに行く決まりです。
今まで良いお庭のある落ち着いた場所が多く、楽しみにしてました。
今回は、京都円山公園の大分奥にあるにある料亭へ。
途中、祇園祭の鉾をしまっている倉庫やラジオ塔の遺構を見つけて
親戚のおじ様に説明をしてもらいました。
コンクリートや石で造った高さ2-3メートルの塔の中に受信機と拡声器を備えていて
その周りに大勢の方が集まりラジオを聴いていたそうです。
街頭テレビは知っていましたが、ラジオ塔は京都に住んでいながら知らなかったのでとても新鮮でした。
詳しくは下記リンクをご覧下さい。
↓
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009040900096&genre=M2&area=K00
観光客が多い円山公園を奥に入り、少し落ち着いた雰囲気の坂道の上に目的の料亭がありました。
入口からかもし出される雰囲気は重厚で、歴史を感じます。
親戚一同でお部屋1室使い、食べきれないぐらいたくさんのおいしいご飯を食べ、たくさんお話をしました。
帰りに店を出て、はやくも紅葉を始めたもみじを見つけました。
もう秋なんですね。
とても心が豊かになった1日でした。






